いい配管を使っているから水漏れをしないとは限らない

どのような世界でも、高品質な素材で作られたものはあるもので、それは水道などの水回りにおいても言えることでしょう。その代表例としてあげられるのが、水道の水が流れる配管や、水道からでた水が排水溝へ流れるための配管です。これらの配管は一昔前の配管と比べて錆びることはまずなく、そして水漏れも起こしにくいものであるという特徴を持っていますので、かなり使い勝手が良いものであると言えます。しかし、どれだけいい配管を使っているからといって水漏れをしないとは限らないのが水回りの設備における常識なのです。

なぜいい配管を使っていても水漏れをしてしまうのか、その理由は当たり前かもしれませんがこの世の中に絶対であるとか、100%という言葉が無いからです。そのため、どれだけ精密にそして精巧に作られた配管であったとしても、その配管が水漏れを起こす可能性は限りなくゼロに近くてもゼロではないのです。こういってしまえば、誰でもいい配管だからといって水漏れをしないことはないことがすぐに理解できることでしょう。

ただ、これだけでは明確な理由にはなりえませんので、具体的になぜどの配管も水漏れをしてしまうのかという理由をお答えしましょう。まず配管の素材が良かったとしても、その配管のつなぎ目までは品質がいいとは限りません。というのも、配管の設置は作業を依頼した業者さんが行うものですから、その業者さんによって配管の設置技術はまちまちであり、場合によってはちょっとした衝撃だけで配管がずれてしまい、そこから水漏れを起こすケースも考えられるのです。そのため、いい配管でも、それを取り扱った業者さんによって、またはそれを使用している私たちによって水漏れを起こすリスクがあるのです。

飯能市水道事業特設配水管に関する負担金納付規程

この他にも様々な理由はありますが、兎にも角にもいい配管というだけでは水漏れを完全に防げはしないので、水漏れはしないと油断をしないようにしてくださいね。